1917年1月場所千秋楽

○大錦(寄り切り)太刀山●


-大錦が楽日全勝決戦を制し、太刀山が土俵を去る-
無敵を誇った太刀山も、もう年齢は39歳。1916年5月場所では栃木山に敗れ、時代は揺らぎ始めていた。

1917年1月場所。太刀山と大関・大錦が共に全勝で千秋楽を迎え、両者による楽日相星決戦が実現する。

5回の仕切り直しの後、立った大錦がもろ差しで難攻不落の横綱を土俵際まで追い詰める。太刀山も左の巻き替えを狙うが、叶わないと見るや、小手投げを打つが決まらず。大錦が腰を落として寄り立て、遂に東に寄り切った。

大錦は全勝優勝。もう場内は大狂乱。詳しくは大錦全勝優勝大騒動に讓るが、言語で語り尽くせる範囲を超越していた。

太刀山はこの一番を最後に引退。大錦・栃木山による新時代に突入していく。

太刀山時代に終止符を打った天下分け目の一戦であった。

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