稀勢の里の綱取りについての個人的見解

1月場所は「稀勢の里にとって綱取りの場所だ」というムードが高まっています。

僕は1月場所で稀勢の里が優勝、もしくは優勝同点の成績を残せば、横綱に昇進させるべきだと考えます。

「それじゃ甘いよ」という声もあるかもしれません。

おっしゃる通りで旭富士以降は例外なく「大関の地位で2場所連続優勝」した力士のみ横綱に昇進しています。

つまり1月場所で稀勢の里が優勝したとしても、2場所連続優勝を達成したことにはなりません。優勝同点なら1回も優勝したことがないまま上がることになります。


横綱審議委員会の内規の議論になるので、深入りはしませんけど、2場所連続優勝に拘る必要はないと思っています。

内規を無視しているわけではなく、いわゆる「準ずる成績」の規定を自然に解釈しているだけです。

11月は13勝2敗で優勝次点。13勝という高いレベルで優勝した日馬富士とは1差でした。

半身の体勢でも左が入れば、大関クラスでもそう簡単には攻略できない守りの強さ。廻しを切る技術も高いです。

中期的に見ても、大関昇進後に11場所中10場所で2桁勝利、直近の4場所連続で優勝次点の成績を残していて、充分に綱をつける資格は有すると思います。

ただ、優勝同点でも昇進させることには反対する人も多いかもしれません。

僕の基本的な考えとして、「優勝」と「優勝同点」は番付編成においては同じ価値があると思っています。

優勝決定戦、巴戦、優勝決定トーナメントはあくまでもエクストラゲームのはずです。三段目の力士が7戦全勝すれば、たとえ優勝決定戦で敗れても優勝者と同様に幕下に昇進します。

ですから、1月場所で稀勢の里が優勝同点以上の成績を残したら、横綱に昇進させるべきだと思います。

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