昇る太陽とは碧山のことだ!


碧山亘右、ブルガリアからやって来た春日野部屋所属の幕内力士で、年齢は27歳。入門時の部屋は田子ノ浦部屋でした。

2013年でもっとも成長した幕内力士だと思います。同時に2014年の最も注目される関脇以下の力士になるはずと期待も込めてご紹介します。

11月場所は東前頭5枚目の地位で10勝5敗、最高位は2012年9月場所の東小結です。

初土俵は2009年7月、6場所目にはもう西幕下5枚目まで昇進したスピード出世。さすがに幕下上位では多少苦戦をしましたが、2011年7月に新十両、同11月に新入幕、新入幕の場所でいきなり11勝をあげ、敢闘賞を受賞しています。

この1年間は三役に復帰することこそできませんでしたが、内容は充実していました。特に11月場所で彼の他に稀勢の里を正面から俵まで追い詰めた力士はいただろうか。おそらくいなかったはずです。

太い腕から繰り出される突きの質が高くなりました。

11月場所で大関・鶴竜を破りました。万全の鶴竜なら話は別にしても状態の良くない鶴竜でありましたから、碧山が勝ったことは偶然ではなく、驚きをもってというよりはむしろ妥当な結果だったと見ています。

小結や平幕上位と中位を行ったり来たりするいわゆる「エレベーター力士」を卒業する力は充分についてきています。

2014年中に大関昇進を果たす可能性があるか、私はイエスと答えるし、その確率はフィフティだと思うと付け加えます。


トップページへ