2013年7月場所総評

2013年7月場所が無事終了しました。

当初の話題は稀勢の里の綱取り。これが7日目に豪栄道に敗れて3敗目となり、事実上消滅しました。

こうなると場所全体の盛り上がりに欠けてしまいそうなものですけど、実際は取組ひとつひとつを見ていくと熱戦や質の高いものも少なくなく、派手さこそなくとも、ファンを唸らす場面が多かった場所になったと思います。

少なくとも5月場所と同等の質の高い場所になったと思います。優勝争いに盛り上がりを欠いた点と力のある両関脇が本来の力を発揮し切れなかった点は少し残念ですけど、何から何まで求めるのも欲張りというものです。両関脇も最後は勝ち越しましたしね。

もうひとつの話題であった白鵬の連勝記録は危ない相撲もありましたが、最終的に連勝記録は43まで伸びました。

連勝を止めたのは綱取りだった稀勢の里で、2010年11月場所の63連勝、2011年1月場所の23連勝に続いて3回目の連勝ストップです。

14日目に白鵬を破ったことで稀勢の里の綱取りが「継続審議」になるのではないかという説も出ましたが、楽日に琴奨菊が意地を見せて、白紙になった模様です。


何名かの名前を挙げれば、歴代3位となる26回目の幕内最高優勝を果たした白鵬。そして中盤戦までを9勝1敗で終えた琴欧洲。大きな話題になりませんでしたけど、大関としての責任を果たした鶴竜。後半戦で調子を上げて連勝記録を止めた稀勢の里。

三役昇進が確実な高安、平幕上位で2桁勝った栃煌山、三役も見えてきた勢、12日目終了時点で10勝2敗と健闘した碧山、11勝した魁聖、新入幕で9勝した徳勝龍の名前を挙げさせて頂きたいです。

そして、最後に名前をあげたい力士の名前は負け越しこそしましたが、小結・松鳳山。三役でも勝ち越せる力、関脇に上がれる力は充分あることを見せてくれました。平幕上位の地位で相撲を取る来場所、2桁勝ってももう驚きません。期待です。



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